家の灯りは何のためにあるのか? 家の灯りは何のためにあると思いますか? とても根本的だけど、すっごく重要な問いなのです。 私なりの答えとしては、“夜の時間を心地よく過ごすためにある” です!! もしこのことを理解しているとしたら、寝室に明るい白い光のシーリングを使うことなどあり得ないのですが。。。 例えば、ベッドの役割は気持ちよい睡眠をと »…の続きを読む
夕焼けの後に訪れるブルーモーメント 北欧の人達が、灯りに対する意識が高い大きな要因の一つに光環境があります。 デンマークで生活していて、光環境の変化の大きさを身をもって感じました。 日の長さだけではなく、光の強さ、太陽の軌道、それによるまぶしさ、空の色 etc. ルームメイトと、気づいたら夜10時なのにまだ明るいよ!と言って興奮していました。 で、またすぐ夜11時なのにまだ明るいよ!となるので »…の続きを読む
朝日と夕日は違うのか? 朝日と夕日って違うと思う? と照明デザイナーの方に聞かれて、ハッとさせられました。 そんなこと考えたことなかった。 私たちは昔から、自然の光、太陽のリズムに合わせて生活しています。 つまり、光を発する灯り(昔は火だが、今ではほぼ人工光)というのは、私たちの生活リズムに大きな影響を与えるのです。 そのため、灯りのことを理解するために自然の光を感じ、知ることは大 »…の続きを読む
照明について伝えていきます!! デンマークから帰国し、現在は縁あってインテリア照明の設計・デザインの仕事に携わらせてもらっています。 仕事や日本での生活をおくりながら、北欧との灯りに対する意識や考え方の違いを一層強く感じています。 例えば、北欧の夜の街は薄暗く、街灯や家の窓からほのかに暖色の灯りが広がる程度。暗いからといって不安感は感じません。白色の煌煌とした灯りは見られず、暖色の灯りが夜 »…の続きを読む
北欧の街の灯り あかりという漢字に「明かり」と「灯り」があります。 「明かり」は太陽や月からの自然光を、「灯り」は人が灯したあかりを意味するそうです。 英語で言うと「Light」と「Lamp」の違いかな。 火という漢字が使われているように、昔は灯りと言うと焚き火やロウソク等の火を用いたものでしたが、ガス灯・白熱灯・蛍光灯、そして今日はLEDと時代とともに形を変えています。 »…の続きを読む