日本とは異なるデンマークのクリスマス

今回は前回までと少し変わって、デンマークのクリスマスについて。

今更ですが、日本とは全然違うカルチャーでびっくりしたことを記載したいと思います!

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11月に入るとコペンハーゲン中心街にイルミネーションが現れクリスマスムード一色となります。ここまでは日本と同様。

ただ日本と違って派手なイルミネーションはありません(LED数百万球とか)。電球色ベースのイルミネーションで街の雰囲気と合っていて個人的にはこっちの方が好きです。

また、街のいろんな箇所に上の写真のようなクリスマスマーケットが出現します。デコレーション用の小物を売る雑貨屋さんやホットワインと軽食を楽しめる出店が並びます。

このホットワインは gløgg(グルック)と呼ばれ、デンマークのクリスマスには欠かせません。一般的にスパイス、アーモンド、レーズンが入っていますが、お店や家庭によって味がまちまちのようです。

ネットで調べると作り方が載っているので、自分好みに作ってみてもよいですね!

 

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デンマークの英語学校での写真。クリスマス料理の一つにエーブルスキワ( Æbleskiver)というパンケーキのようなお菓子があります。

スーパーでたこ焼き器のような物が売っていて、デンマークではそれでパンケーキを作るのです。中には何も入っていない物と刻んだリンゴが入っている物がありました。

このたこ焼きパンケーキに粉砂糖やジャムをつけて食べます。ジャムをつけた後に粉砂糖をつけると食べやすいと、クラスメイトのデンマーク人達からアドバイスを頂きました笑

■デンマークのパンケーキ
http://japan.um.dk/ja/danish-pancakes-with-jam-and-caster-sugar/

 

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11月第一金曜日はビール会社のクリスマスビール解禁日。J-dayと呼ばれ、この日の夜にクリスマスビールを積んだトラックがコペンハーゲンの街を駆け回り、サンタの帽子を被った人がビールをタダで配り回ります。

というと響きは良いのですが、思ったより盛り上がっていませんでした。配布されるビールも全然数が少なく結局ゲットできませんでした。ビール会社のプロモーション色が強めです笑

 

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これはクリスマス当日(12/25)に撮影した、コペンハーゲン ストロイエの写真。日本で言うと渋谷、原宿みたいな所ですが、この日は全く人がいません。24日もですが、ほぼ全ての店がお休みしています。レストラン、スーパーマーケットですら。

上記で記載したクリスマスマーケットも何と12/22とか23で終了。街のクリスマスはクリスマスイブを迎える前に終わります。

なぜかというと、デンマークの人達はクリスマスを家族と家で食事して過ごす文化だから。日本のように外での食事はしません。

なので、そのためにクリスマスより前にプレゼントやインテリアをデコレーションする小物を買ったり、食材を買ったりするのです。

私は友達と夕食を作る予定だったですが、まさか本当にこういう状況だとは想像していませんでした笑 結局家にある食材で何とか作りましたが、日本とは違うデンマークのクリスマス文化にとても驚きました。

 

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