まずは世界的に有名なルイジアナ現代美術館(Louisiana Museum of Modern Art)から。
世界一美しい美術館と称されているらしいです。(情報源は不明。日本語ではそのようにかなり広まっているようですが笑)
では何がそんなにも素晴らしいのか?
一番はこの美術館そのものが自然の一部分のように溶け込んでいる所だと思います。
建築家の Vilhelm Poulsen(ヴィルヘルム・ヴォラート) と Jorgen Bo(ヨルゲン・ボー)が数ヶ月敷地を歩き回り、新しい建築がどうしたら周りの風景に一番フィットするかを決めたそうです。(Wikiより)
そのため、このような光を感じながら森を抜けるような素晴らしい回廊が出来たのかもしれません。
美術館の外には、風や光を感じながら人々が横になったり、軽食を食べたり、海を眺めたり。作品を見て楽しむのはもちろんのこと、まるで子供の頃の遠足のような美術館に行くということ自体を楽しむことが出来るのです。
単純に日本にもこういう美術館があればなぁと思いました。子供と一緒に行ける美術館。
ちなみに右に写っているのは彫刻家 Alexander Calder の作品 “Little Janey Waney”。まさにdance in the wind。
ルイジアナ美術館内にあるカフェ。
ヤコブセンがデザインしたセブンチェアに座ることが出来ます。テラス席もあり、そこからは海を一望できます。天気の良い日は最高です!
また、おしゃれな銅製のペンダントライトは、Louisiana pendant light と呼ばれ、ルイジアナ美術館を設計した建築家 Vilhelm Poulsen と Jorgen Boによるデザイン。デンマークで知らない人はいないLouis Poulsen社により製造されたもの。
なんておしゃれなんだ。。。
日本でも有名なアーティスト Yayoi Kusama のエキシビション。昨年秋に行った際、かなり大々的に取り上げられており(館内の1/2くらい使ってたような笑)、とても人気がありました。写真映えするので、皆さんバシャバシャ撮ってました。
そしてある意味とても過激でした。子供にはまだ早いかな。
これはカナダのアーティスト、ジェフ・ウォール(Jeff Wall)の作品の一つ “Boxing”。
大判の写真やライトボックスを使って展示されている写真など、多くの作品を見ることが出来ました。
この方の写真を見て、写真ってこんな楽しみ方があるんだと気づかされました。構図から伝わる人物のストーリー、シュール感。タイトルを見るとまた面白く、見ている人の想像力を駆り立てる何とも魅力的な作品でした。
という具合に、言葉では伝えきれない魅力のある美術館です。
この他有名なピカソの作品とかも展示されておりました。是非コペンハーゲンに来たら1日時間を取って、ゆっくり楽しんでほしいと思います。
■ルイジアナ現代美術館
https://en.louisiana.dk