《STEP2|②色味》光の色味の違い。インテリア照明にふさわしい電球の色とは?

電球の色味に種類があるのは、時間で変化する太陽光の色味に合わせているためとお伝えいたしました。

今回は、光の色味にどんな種類や違いがあるのか?また、インテリア照明にふさわしい照明の色味について説明いたします!!

 


光の色味の違いについて

まず、時間で変わる自然の光と、電球の色の関係をご説明いたします。

電球の色は主に、「電球色」「温白色」「昼白色」の3種類があります。
(昼光色は住宅には必要ないので除外いたします)

そして、電球の色の種類が何を表しているかと言うと、

 電球色/温白色 夕日の光 (オレンジ色の光)

 昼白色 → 日中の太陽光 (白色の光)

を表しています。

つまり、時間帯によって使用すべき適切な色味があるということなのです!
明かりが必要な夜の時間を過ごす住宅においては、電球色か温白色を使用することになります。

 


インテリア照明にふさわしい照明の色味とは

では空間における電球色と昼白色の違いを見てみましょう!

違いが一目瞭然ですが、上の画像が電球色を使用した場合の空間、
下の画像が昼白色を使用した場合の空間です。

どちらの空間で過ごしたいでしょうか?

「家で居心地よくリラックスして過ごしたい」「美味しく食事を食べたい」といった場合、
電球色の空間で過ごしたいと思われるはずです。

では、なぜそもそも白色の電球があるのか。実は白色の光には別の用途があるのです。

白色の光は、日中の太陽光と同様の効果があるため、人間の脳を活発にする働きがあります。
また、自然な色味で明るく感じやすいこともあります。

そのため、工場などの安全性が必要な場所や仕事の効率化が求められるオフィスなど、
視認性や集中力が求められる場所に適しています。

一方、日中どうしても暗くて…という場合以外には、住宅での照明には白い光は必要ありません!(北欧では白い光は皆無です!!)

時々キッチンだけ白い光を使用している所もありますが、料理を仕事のように集中してピリピリしながらしますでしょうか?笑

美味しく食べてもらいたい穏やかな気持ちでして欲しいですよね。

住宅には基本は電球色が適しています。
オレンジ色の光で、家の中で過ごしていて心地よい照明空間を作っていきましよう!!

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