家の灯りは何のためにあるのか?

 

家の灯りは何のためにあると思いますか?

とても根本的だけど、すっごく重要な問いなのです。

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私なりの答えとしては、“夜の時間を心地よく過ごすためにある” です!!

 

もしこのことを理解しているとしたら、寝室に明るい白い光のシーリングを使うことなどあり得ないのですが。。。

例えば、ベッドの役割は気持ちよい睡眠をとるためなわけで、いくら見た目が魅力的で、素材にこだわっていたとしても、フレームやマットレスがペラペラの物は選びませんよね。

ちゃんとそのもの本来の役割や本質を正しく理解していなければ意味がないのです。

一方、北欧の人々は(もちろん北欧だけではないが)、そのことを無意識的に理解している気がします。
夜に日中のような明るさを求めず、暖色のやわらかい光をいくつかちりばめて、人々がリラックスできる心地よい住空間を演出しているのです。

それが日本ではいつしか、”照明は部屋を効率的に明るくするもの” にすり替わってしまっているような気がします。そうなってしまった背景は色々あるのですが、とても悲しいです。

また、最近は白熱からLEDに変えようという流れ。家の灯りの役割をちゃんと理解して、くれぐれも省エネで明るく!という方向にいかないことを願うばかりです。

 

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最近、カメリアパートメントさんで開催していた、翁再生硝子工房さんの灯りの展示会にて、硝子の灯りを一目惚れして買ってしましました。

照明の基本は、暮らしの中で必要な場所に、その人が必要な明るさの灯りを足していくということ。難しいことではないのです。

お気に入りの灯りを部屋に足していって、心地よい多灯の空間にて夜の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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