デンマークの治安について

海外での生活や旅行をする上で気になるのがその国の治安。

では、実際デンマークってどうなの?ということで、今回は私がデンマークでの生活を通して治安について感じたことと、また調べたことについて書きたいと思います。

 


私が感じたこと


デンマークには実質10ヶ月程いましたが、一度も危険な状況には遭遇しませんでした。このことは本当に幸いであり感謝すると同時に、個人的にとても安全な国だなと思いました。そのため、安心してワーホリ生活を送ることができました。

よく日本って本当安全だよね!と言う声を聞きますが、私としては正直日本より安全なのでは?と思うくらいでした。

特に驚いたのはデンマーク人でも日本人と同じように荷物をおいたまま席を離れること。たまに図書館とかで隣の席の人から、少し席外すから私のパソコン見ておいてくれない?と声をかけられましたがそんな感じです。

夜についても、私のバイトが終って帰宅するのが23時くらい、たまに飲んで深夜2時くらいにバス・電車に乗っていても不安はありませんでした。

 

そんな中、1つ気になる場所がある。

christiana

そう、それが写真のCHRISTIANIA(クリスチャニア)と言う場所です。コペンハーゲン中心街からメトロで数駅のChristianshavnの近くに位置します。

クリスチャニア (デンマーク語Christiania) は、デンマークの首都コペンハーゲンにある、850人の住人と34ヘクタールの土地をもつ地区である。自治を自称する。1971年に軍の所有地に建国されて以来、たびたび論争の中心となってきた。この地区内では、2004年まで大麻が合法であった。
(Wikipediaから引用)

都市の真ん中にこの小さい自治区が存在するのです。

そしてここの雰囲気はコペンハーゲンの雰囲気とは全く別物。この地区の一部ではマリファナが売買され(写真撮影禁止)、その強烈な臭いが辺りに広がり、ストリートアートが施された建物と森と湖が作り出す非現実的な空間です。

なので有名な観光地です笑。危険な場所と言う訳ではありません。(夜に行きたくはありませんが)

このような場所があってもコペンハーゲンの街として治安が良いのがおもしろい。この地域があることで上手くバランスを取っているような気がします。

あまりルールでガチガチに縛るのも良くないのでは?とも思ってしまいます。

 

そのように思うもう一つの例として、刑務所があります。

norway
出典 https://shanti-phula.net

北欧の刑務所は、囚人への対応が人道的で寛容あると有名です。特にノルウェーの刑務所は、上記写真のように綺麗だそう。

その結果なのか、なんと出所後の再犯率が他の国々と比べ低いようです。(アメリカ・イギリスで50-60%、ノルウェー20%以下らしい)

やはり自由が必要なのでしょうか。

 


 客観的なデータ


参考に下記のようなデータがあるので紹介します。

1. Global Peace Index (世界平和度指数)

デンマーク:2位
日本:8位

世界平和度指数(せかいへいわどしすう、英:Global Peace Index)は、イギリスエコノミスト紙が24項目にわたって144カ国を対象に分析し、各国や地域がどれくらい平和かを相対的に数値化することを試みたものである。

この平和度指数を世界治安ランキングと勘違いしている人も多いが、そうではない。実際に、TOP10に入っている国はアイルランドを除いて犯罪発生率が日本よりかなり高い。
(Wikipediaから引用)

このランキングが直接その国の治安の程度を表すわけではないようですが。。。

http://economicsandpeace.org/wp-content/uploads/2015/06/Global-Peace-Index-Report-2015_0.pdf

 

2. Crime Index for Country 2016(犯罪指数)

デンマーク:12位
日本:3位

Numbeo(世界中の都市や国々の生活情報を記録する世界最大のオンラインデータベース)によるデータ。
http://www.numbeo.com/crime/rankings_by_country.jsp 

 

 

最後に、
最終的には個人の責任にゆだねられてしましますが、常識的に気をつけていればコペンハーゲンはとても安心して生活できる街だと思います!

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