デンマークでの部屋探し

8月末にデンマークに戻ってきて、私の部屋探しが始まりました。

どのデンマークのワーホリに関するブログを読んでも書いてあることは、

「とても難しい」

結論から言って、そのことは何も間違っていませんでした。都市部では本当に住宅が足りていないみたいです。

How to find について書きたいと思います。ちなみに私のストーリーは後述します。

■ How to find your house
1. コネクションに頼る
2. Facebookを使う
3. Websiteを使う
4. その他

 


1. コネクションに頼る


はっきり言ってこれが一番だと思います。

私も結果コネクションに助けられました。IPCのコネクションを頼りにとにかく連絡と部屋を探している事をアピールしまくりました。

もしコネクションがないのであれば、覚悟して部屋探しをする必要があります。なぜなら、デンマーク人ですら探すのが難しい状況かつ、デンマーク語が話せない海外から来た人、まして現地の学生ですらない。

そりゃそうですよね。

まぁでも何とかなるとは思います笑

 


2. Facebookを使う


Facebookに部屋を探す人のためのグループがあります。”Housing in Copenhagen”とかで検索してみて下さい。

そこに入ると、部屋を貸したい人がpostした情報(金額やら場所など)を見る事が出来ます。

気に入ったものがあればすぐコンタクトをとります。

postのコメントにpmと書いてリプライして(pm:private message)、個別に自分の紹介文と一緒にメッセージを送ります。

良い物件は、postされたものの数分で多くのリプライがあり、競争も激しく時間との戦いです。

オーナーも全部対応してられないので、すぐ返事が来たものから見学に呼びたい人を選ぶといった感じだと思います。

ただスパム(詐欺)に注意する必要があります。契約書のサインの前にお金振り込んでくれと言われたら要注意です。

 


3. Websiteを使う


もちろんWebからも探せます。コネクションがない場合、一般的にwebから探すことになります。

ただ難点は、

・一部デンマーク語である(Google translate は必須)
・基本有料
・競争率が半端ない

といったところでしょうか。

といっても避けては通れないもの確か。

下記に使用してみて使えるサイトを紹介します。私のおすすめは①。

BoligPortal

英語対応あり、使いやすい。物件見るだけなら無料ですが、landlord(大家さん)に連絡入れるのは有料になります。

最初の数日間は9kr(確か6日間くらい)。その後、自動更新で月275kr。という具合。※2015/08時点

なので、有料登録する前に物件絞り込んで、登録したらその物件にメッセージを送りまくり、返信を待っている間にまた物件を探す。物件見学のアポイントまで取って、自動更新の前に解約。

が理想ですが、そう上手くいかないので、1ヶ月分取られるのは覚悟でしょうか。

dba

他のブロブにも紹介されてますが、サイトはわかりやすいし、一部の物件アクセスするのは無料なのでいいかなと。Google translateは必須ですが。

ただいい物件はほとんど①のBoligPortalにリンクが飛ぶため、結局①を使うことになります。

findroommate

英語対応あり、料金体系は①と同じような感じです。自動更新の前までは並行で試してもいいかもしれません。

boligsurf

ぱっと見使いやすいです。ただ物件数は少ない。料金体系は①と同じ感じ。あと、NemID登録する事で互いの信頼を証明するコンセプトのようですが、あまり上手く機能しているようには思えません。

また電話かけても全然つながらなかったし、SMS送っても全く返信がなかった。

Housing Anywhere

元々海外の人が探すサイトなので、英語で使いやすい。物件数が少ないのと、わりと短期の物件が多い?という印象。

契約する場合サイト経由となるため、サイトに対して予約金みたいなものを払う必要がある。(物件によるが結構高い)

複数の物件は③のfindroommateとつながっているよう。

 


4. その他


デンマークの家探しの情報は下記サイトに記載されています。結局上記のWebサイトを当たることになりますが。

■study in denmark
http://studyindenmark.dk/live-in-denmark/housing-1/how-to-find-housing

後は、短期の滞在先確保として、AirbnbCouchsurfing、Hostelといった選択になります。Airbnbはたまに長めに滞在できて安めなものあるかもしれません。

 


さて、私はと言うと、 結果IPCのコネクションを頼りなんとか見つかったのですが、住む場所がないというストレスがこんなにも大きいのかと知りました。

もともと難しいことは覚悟していたのですが、今考えればその覚悟すら甘かった。なぜなら

・しばらくデンマークにいなかった
・自分がデンマークに戻ってきた時期が大学スタートと被っていた
・最も探すのが困難なコペンハーゲン周辺を希望

悪条件が全てそろっている。。。

そもその8月9月は魔の時期らしく、ただでさえ部屋不足なのに、多くの大学、大学院生が部屋探しをする時期。

7月のアイルランドにステイしている時期から動き出したのですが、現地にいないとまず部屋の見学ができない。出来ることはWebで物件をあさることと、IPCの友達や先生等に連絡を取ること。

で、8月中旬のフィンランドに滞在していた時期にも、さして良い情報は得られず。これはもう現地で短期集中でやるしかないなと。とりあえずコペンハーゲンのホステルを1週間予約して、部屋探しをすることにしました。

8月末にホステル入りして気づいたことは、コペンハーゲン周辺の大学に9月から通う多くの学生がホステルで部屋探しをしているという事。

やばいな。。。と。

まずは、サイトの会員登録をして、とにかく気になった所にメッセージを送りまくりました。

でも基本返信なし。後から知りましたが本当に数百通のメッセージが来るそうで、そりゃいちいち返信してられないですよね。

4日ほど経ち、30通ほど送って返信あったのは1件。あと運良くFacebookで返信もらった1件。

返信があれば、見学のアポイントまではたどり着けます。

ただ1件は立地がいまいち、値段もそこまで安くない。

もう1件は立地は良いが値が張る。そして10月からしか住めない。(1ヶ月ホステル暮らしかと本気で思った)

もはや妥協の域ですね。

そんなこんなで、見学のアポイントのやり取りをしている間、IPC時代の韓国人友達が、家が見つかるまで家に来ても大丈夫だよ!と。

いや本当に助かりました。かなり肩の荷がおりました。

その友達は家族でデンマークに住んでいるので、少々申し訳ない気持ちもあったのですが、とても良くして頂きました。ありがとうございます。

その1日後くらいに、IPCつながりで9月中旬から部屋を貸してくれる方を紹介してもらえることに!

助かった。。。終わった!

 

なのでアポイント取っていた物件の見学は必要ないなぁと思っていたのですが、せっかくの機会なので行ってきました笑

見学1件目

コンタクト取っていたのは女性だったのですが、家の場所に到着すると彼氏と思われるアフリカ系の男性が登場。

ほう。

部屋はかなり狭く、立地もよくない。CPRの登録できないことは知っていたのですが、契約書もないとのこと。一通り見て、聞きたいこと聞いて、次の見学者が来たのでおとなしく退散。他に4,5人見学に来るみたいです。

その夜、返信が来ました。話し合った結果あなたに決めましたと。

ごめんなさい。

見学2件目

同じ年くらいのデンマーク人女性が出迎えてくれました。部屋も広いし、立地もCentral Stationから自転車で5分ちょっとの立地。ただ値段が少し高いのと家具類が全くついていない。デポジットも家賃2ヶ月分。うむ。

とても感じが良い方で、日本にも興味があるよう。正直全然住む当てが決まってなかったら良いなと思いました。契約書もあるし、CPRも登録できる。1件目と違ってちゃんとしてる。そして手応えもあった。

もし興味を持ってくれたら、是非連絡頂戴ね!と言われ、わかりました!連絡します!と言って感じ良くさよならしました。

結局連絡しなかったので、2日後くらいに他の人に決めましたとメッセージがきました。たぶんいけた気がします。

基本的に日本人は印象がいいんじゃないかと思います。見学までこぎつければチャンスはあると感じました。

その後、韓国出身の友達の家庭に2週間ほどお世話になり、9月中旬から無事に新しい場所に移動できました!!

これからデンマークでの生活に溶け込んでいきたいと思います!

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